2014年08月25日
日本縦断旅の
ただの偶然だと思いますが、そういったことを信じている人達は 霊的なものを感じてしまうのかも知れません。
私は、お化けや幽霊、UFOのような物は 全く信じていません。
ですから、こういったものは 気のせいや偶然と考えています。
昔から不可解な出来事は 神様や霊魂、宇宙のパワー、そして蟲(むし)等の存在によって 引き起こされていると言われてきました。
科学で解明出来ない事柄は こう考える事によって、つじつま合わせが出来たのです。
しかし、『たまたま偶然にしては・・・』と 私自身の事に関しても、不思議だと思える出来事が 数多くありました。
私の前記事を読まれた方は ご存知でしょうが、“願いを聞き届ける滝”による代償とも思える私の父母の死。
高校二年生の時の、“幸せの切符”の日本縦断旅の偶然の出会い。
たまたま寄席に行った時の偶然。
私が産まれてこの方、野生の“ふくろう”を見たのは 二回だけです。
二回とも、家の庭にあった梅の木の枝に止まっていた“ふくろう”でした。
夕刻に眼の光る鳥をみた時は びっくりします。
慌てて父に報告しました。
すると父は、「ふくろうは 死んだ人の魂を運ぶあの世の使いと言われている、誰かを迎えに来たのかもしれない」と 言ったのです。
翌朝、寝たきりになっていた祖父に食事を運ぶと、祖父は 眼を開けたまま寝ていました。
声を掛けても 返事もしません。
その眼は 死んだ魚の目のように、薄く白い幕のようなものが掛かっていたのです。
「じいちゃんが、眼を開けたまま寝ている」
私に呼ばれた母は 立ちすくみ、父を呼んでくるように指示しました。
飛んで来た父は 祖父の顔を見ると、震える声で「昨日来た ふくろうを追い払えばよかった」と 嘆きます。
翌年、学校へ行く前の朝、不思議な視線を感じて 梅の木を見ると、ふくろうが止まっていました。
遅刻しそうだった私は そのまま学校へ登校します。
4時限目の授業が終わると、担任の先生に呼ばれ、直ぐ家に帰るように言われました。
家に帰ると、近所の人達と涙を流している親戚連中がいっぱいいます。
その光景を観た私は 直ぐに何があったか判断出来ました。
祖母が亡くなったのです。
そこには 梅の木に止まっていたふくろうの事を、父に話さなかった自分を 卑下して悔やんでいる私がいました。
私は、お化けや幽霊、UFOのような物は 全く信じていません。
ですから、こういったものは 気のせいや偶然と考えています。
昔から不可解な出来事は 神様や霊魂、宇宙のパワー、そして蟲(むし)等の存在によって 引き起こされていると言われてきました。
科学で解明出来ない事柄は こう考える事によって、つじつま合わせが出来たのです。
しかし、『たまたま偶然にしては・・・』と 私自身の事に関しても、不思議だと思える出来事が 数多くありました。
私の前記事を読まれた方は ご存知でしょうが、“願いを聞き届ける滝”による代償とも思える私の父母の死。
高校二年生の時の、“幸せの切符”の日本縦断旅の偶然の出会い。
たまたま寄席に行った時の偶然。
私が産まれてこの方、野生の“ふくろう”を見たのは 二回だけです。
二回とも、家の庭にあった梅の木の枝に止まっていた“ふくろう”でした。
夕刻に眼の光る鳥をみた時は びっくりします。
慌てて父に報告しました。
すると父は、「ふくろうは 死んだ人の魂を運ぶあの世の使いと言われている、誰かを迎えに来たのかもしれない」と 言ったのです。
翌朝、寝たきりになっていた祖父に食事を運ぶと、祖父は 眼を開けたまま寝ていました。
声を掛けても 返事もしません。
その眼は 死んだ魚の目のように、薄く白い幕のようなものが掛かっていたのです。
「じいちゃんが、眼を開けたまま寝ている」
私に呼ばれた母は 立ちすくみ、父を呼んでくるように指示しました。
飛んで来た父は 祖父の顔を見ると、震える声で「昨日来た ふくろうを追い払えばよかった」と 嘆きます。
翌年、学校へ行く前の朝、不思議な視線を感じて 梅の木を見ると、ふくろうが止まっていました。
遅刻しそうだった私は そのまま学校へ登校します。
4時限目の授業が終わると、担任の先生に呼ばれ、直ぐ家に帰るように言われました。
家に帰ると、近所の人達と涙を流している親戚連中がいっぱいいます。
その光景を観た私は 直ぐに何があったか判断出来ました。
祖母が亡くなったのです。
そこには 梅の木に止まっていたふくろうの事を、父に話さなかった自分を 卑下して悔やんでいる私がいました。
Posted by ulikooo at 12:04│Comments(0)
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